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漢方治験症例 首の痒疹
46歳(女性)
○症状
・首にできるアトピー様の痒疹。
・首のあたりがすぐにわかるほど黒い。
・春になるとひどくなる
皮膚科に行っているが、良くなったり悪くなったり。
・冷え性
・肩こり
・脱毛
・生理痛
○処方
小半夏湯(ショウハンゲトウ)に当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)それに地黄(ジオウ)
という生薬をまぜた薬を出した。
体を温めて、血をきれいにする作用がある。
○効果
飲み始めて一週間くらい、手にも出てきてかえってひどくなった。
構わず続けてやがて治まった。これは漢方を飲むときによく起こる初期の悪化症状、
ひとつの反応。20日後に来られたときには少し色が薄くなっていた。
そのまま夏になり、クーラーで冷えると悪化することもあったが、
三ヶ月で首の色は正常に戻った。
その後、頭痛と婦人病でまた来たが、以前の薬に苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)を
合わせた漢方でよくなった。