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治験参加者にとって一番身近な存在が、治験コーディネーター。
治験に参加する際に、まず、 インフォームド・コンセントを治験コーディネーターから受けることになる。
もちろん、治験コーディネーターを設置していない治験実施施設では、
治験担当医師から受けることになるが、傾向として、
治験コーディネーターの数は増えてきているので、
今後、行われる治験の大部分の治験に、治験コーディネーターが関わる事になる。
インフォームド・コンセントとは、「説明した上での同意」と訳される。
つまり、患者のメリットだけでなく、デメリット(副作用など)についても説明した上で、
治験参加に同意してもらうというもの。
この考え方は、欧米より導入された考え方で、欧米では、通常医療においても、
治療法自体を患者自身が決定するという「自己決定権」の行使の概念が、
医師にも広く受け入れられている。
医師が患者と対等であるという、日本人にとっては信じがたい考えが、欧米では一般的。
日本の医療の現場では、患者が治療法に口を出すと、嫌な顔をする医師が未だに多く見られる。
その点、治験では、新しい薬や治療法についてのメリット・デメリットが
「インフォームドコンセント」の理念に従い、細かく説明され、
患者自身が治験に参加するかどうかを「自己決定」できる。
しかも、患者が治験の内容について質問したい場合でも、やさしく、
親身に対応してくれる、治験コーディネーターに相談できる。
治験に参加している方、これから参加されようとしている方は、
もし、治験について疑問や不安を感じたら、遠慮せずに、治験コーディネーターに相談すること。